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暗翳の火床

〈蒸奇都市〉帝都 ~幻影の双貌篇~
暗翳の火床
(アンエイのかしょう)

シリーズ「幻影の双貌(そうぼう)」第三弾です。
文庫判532ページと当倶楽部過去最大級の分厚さでお送りします。
「幻影の双貌篇」についてはこちらの記事をご覧ください

本作品はWeb上で無償公開しています。
『暗翳の火床』Web版の更新日など

書影
暗翳の火床表紙

諸情報
頒価:1500円
頁数:532ページ
版型:文庫判(A6)
発行日:2019/10/12
著者:蒸奇都市倶楽部(シワ)
原案・監修:蒸奇都市倶楽部
デザイン・挿絵:へっぽこタルト

在庫
多数

あらすじ
蒸気機関全盛のこの時代、最もその恩恵に浴した国があった――都市国家、帝都。
〈蒸気都市〉とも呼ばれこの国は多大なる発展と発達を遂げていた。

いまその帝都に一人の女が降り立った。
大陸の東、蒸気機関のまだ普及せぬ地よりこの帝都へ赴任を果たした彼女の名は南海楓。
初めての帝都では見るもの、聞くもの、経験するもの、なにもかもが新鮮で、
地方から出てきた楓は、その煤煙のすさまじさに目まいを覚えるほどであった。

だが、そうした華やかな都会には犯罪もつきもの。
赴任先へ向かう路地裏にて、楓は遭遇してしまう。
仮面を着けた詰襟姿の一団――犯罪組織〈黄金の幻影の結社〉の構成員たちに。
自分はなにか変なことに巻き込まれたのでは。
いやな予感を覚えながらも話しかける楓に、連中がいきなり襲いかかってきた……。

またその出来事を影からうかがう特高――特別高度警察隊の目があった。

    *

いまその帝都では密やかに人さらいが起きていた。
東部市の人目のつかぬ通りにて、身元不明の浮浪者が連れ去られているのだという。
だが現場は路地裏、被害者は浮浪者とあって、警察はろくに動きもせぬ。
しかしその陰には〈黄金の幻影の結社〉の構成員の姿がちらほらと見えるという。
となれば看過していられないのが帝都探偵協会の坂下探偵であった。

路地裏で〈結社〉構成員を撃退した彼らは、先ほどまで襲われていた女性の安否を気遣い接触を図る。

    *

坂下探偵は楓が路地裏で見た存在について証言を求める。
すると楓はあれは『地縛霊』ではなかったか、などと言いだして……。

探偵と巫女が出会う時、炎に封ぜられたものが天を求める。



初出
『暗翳の火床』は過去の発行物『蒸奇都市倶楽部報 第一号「幻影機関」』(2013年、在庫なし絶版)掲載の『暗翳の火床‐地下炉‐(前編)』ならびに、『蒸奇都市倶楽部報 第二号「鐡と金剛」』(同年、在庫なし絶版)掲載の『暗翳の火床‐灰かぶりの雨‐(後編)』『楓待つ山吹(暗翳の火床 補遺)』を、大幅に加筆修正したうえで文庫化したものです。



サンプル
試し読みとして作品序盤のダイジェスト版を PDF ファイルで Google ドライブにて公開しています。
下記よりダウンロード等でご覧ください。ダイジェスト版はA5判31ページ、ファイルサイズ約3MBとなります。

『暗翳の火床』試し読みダイジェスト(PDF/単ページ):約3MB


「暗翳の火床」試読本

また上記ダイジェスト版に加え、登場人物紹介や作品世界の設定概要、シリーズ案内、
サークル案内などをまとめた『暗翳の火床』お試し本(A5判40ページ)も同様に公開しています。
当倶楽部の作品が初めての方はこちらの冊子をダウンロードしてご覧ください。
(※『試読本』は各出展先で無料配布している冊子データをアップロードしたものです。
 冊子が欲しい方はイベントでお求めください。また品切れの際はご容赦ください。)

『暗翳の火床』お試し本(PDF/見開き):約4MB

『暗翳の火床』お試し本(PDF/単ページ):約10MB



本文の見本
※サンプルは実寸ではありません
実寸はA6判、本文は18文字40行の文字サイズ12級となっています。

*試読本抜粋
shidoku_omote shidoku_ind

shidoku_1

shidoku_2




訂正とお詫び

冊子版に入稿時点での誤脱がありました。訂正してお詫び申し上げます。
校正の見落としです、申し訳ございません。
(*『小説家になろう』『カクヨム』掲載のWeb版では訂正済です。)

20200412冊子エラッタ

110ページ5行目
〈誤〉話を聞ききながら、楓はその誠実さを感じ取っていた。
〈正〉話を聞きながら、楓はその誠実さを感じ取っていた。

164ページ18行目
〈誤〉深く一礼して探偵が探偵を出ていく。
〈正〉深く一礼して探偵が出ていく。

166ページ8行目
〈誤〉その空気に馴染みんでしまっていた。
〈正〉その空気に馴染んでしまっていた。

194ページ4行目
〈誤〉一般市民に被害が出たるような場合に限られている。
〈正〉一般市民に被害が出るような場合に限られている。

253ページ10行目
〈誤〉たぶん坂上の兄貴や俺が楓姉ちゃんに絡んだからだ、と。
〈正〉たぶん兄貴や俺が楓姉ちゃんに絡んだからだ、と。


冊子版通販

BOOTHにて通販を行っております。

『暗翳の火床』通販



Web掲載版

『暗翳の火床』は2019年度内を目途に
無料で読めるWeb版での公開を予定しております。


2020年3月20日より公開開始!


掲載先

『小説家になろう』様

『カクヨム』様

各リンクから該当サイトの小説ページへ飛べます
※いずれのサイトも掲載内容に違いはありません(冊子版と同じ内容です)


Web掲載にあたっての告知は以下の記事をご覧ください。
『暗翳の火床』Web小説掲載

蒸奇倶楽部のツイッターならび『小説になろう』または『カクヨム』のアカウントをフォローしていただけますと、
Web公開や掲載についての最新情報をお知らせできます。ぜひこの機会にフォローをお願いします。
蒸奇都市倶楽部ツイッター

『小説家になろう』さま:蒸奇都市倶楽部

『カクヨム』さま:蒸奇都市倶楽部

(2020年3月20日:Web版公開に伴い記事内容を一部差し替え)

【中止】第9回 Text-Revolutions

『第9回 Text-Revolutions』は中止となりました。
台風19号の接近による影響を鑑みてのものです。

(Text-Revolutions準備会 Twitterより。以下の引用も全て同)

(1)お買い物代行サービス
中止に伴い【お買い物代行サービス】は不成立となります。

ご注文いただきました皆様には申し訳ありませんが、またの機会にお申し込みくださればと存じます。

なお、蒸気都市倶楽部はBOOTHを利用しての通販も行っておりますので、そちらのご利用もご検討ください。取り扱いは一部冊子のみ、またイベント頒価より少し割高となっておりますが、匿名での利用が可能となっております。(匿名=BOOTHの『あんしんBOOTHパック』システムを介するため、販売するこちら側にも利用者様の個人情報は伝わりません。)
→匿名のあんしんBOOTHパックの詳細はBOOTH公式のご案内をごらんください

蒸奇都市倶楽部(通販)

*新刊『暗翳の火床』は来週以降の登録となります。今しばらくお待ちください。

(2)今後の出展

10月10日現在、蒸奇都市倶楽部の出展が確定しているのは以下の二つとなります。

2019年
11月24日(日)『第二十九回文学フリマ東京』
2020年
1月19日(日)『第四回文学フリマ京都』

11月の文フリ東京が年内最後の出展となります。
来年2020年最初の出展は1月の文フリ京都です。
品揃えは今回のテキレボで予定していたものから変わりありません。つきまして新刊『暗翳の火床』の出展初陣は11月24日の『第二十九回文学フリマ東京』となります。よろしくお願いします。
2月以降の出展はまた決定次第で告知してまいります。

なお、テキレボは次回となる第10回の日時が決定しております。
次回『第10回Text-Revolutions』は2020年11月1日(日)です。
場所は同じく都立産業貿易センター台東館の6階。
もちろん蒸奇都市倶楽部は参加予定です。

以上、テキレボ中止に伴うご案内でした。
みなさま防災に怠りなくお過ごしください。

第9回 Text-Revolutions【 A-16 】

『第9回 Text-Revolutions』中止となりました

*詳細は【中止】第9回 Text-Revolutionsをご覧ください。




新刊『暗翳の火床』出ます!

10月12日(土)開催の第9回 Text-Revolutions(以下『第9回テキレボ』)へ出展します。
蒸奇都市倶楽部の配置は【 A-16 】となります。
もちろん在庫のある既刊も持ち込みます。

◇第9回テキレボ概要
開催場所:都立産業貿易センター台東館 6階(東武、都営、メトロ各線浅草駅より徒歩
開催時間:11時開場~16時閉場(入場無料
※また、閉会後は17時頃までどなたでも参加できる懇親会(参加無料)が行われます。

tr9_c_map-jouki.png※画像をクリックするとポップアップします
【 A-16 】は入ってすぐ右手、鍵手状に進んだ先の配置となります(A列の末尾です)

以下、記事の並びは
頒布冊子
参加企画一覧
蒸奇都市倶楽部サークル案内」の順です。



頒布物

頒布冊子はテキレボwebカタログにもほとんど同じ情報を載せていますが、
当記事でも同様に掲載します(以下、誌名は当ブログ記事、書影はWebカタログへリンクしています)。

◆新刊

暗翳の火床 強力オススメ!
地下炉表紙

1500円/文庫判/532ページ

帝都を初めて訪れた東方の乙女は〈結社〉の秘密計画に巻き込まれる。
〈結社〉の幹部《猟奇博士》は計画にねじ込まれた存在にほぞを噛む。
なぜ部外者を生かしたまま巻き込むのか。全ては身勝手な道化師のせいだ。
「幻影の双貌篇」第三弾※内容は続きものではありません)。

Webで試し読みできます!
『暗翳の火床』試し読みダイジェスト(PDF/単ページ):約3MB
『暗翳の火床』お試し本(PDF/見開き):約4MB

*企画『作品紹介アシスタント』MAP登録作品
*企画『テキレボ鈍器フェスティバル』参加作品
→企画サイトはこちら:テキレボ鈍器フェスティバル
→『暗翳の火床』紹介はこちら:Entry19『暗翳の火床』


◇既刊

蒸奇都市倶楽部報 短編集「科学文明の海」
科学文明表紙

500円/A5判/140ページ

12作収録の短編集です。
作品はいずれもテキレボアンソロジー第8回(前回分)までのお題に沿ったものとなっています。
過去に参加して公開されている作品はもとより、お蔵入りとなっていた作品も収録しています。
詳細は書影、もしくは誌名のリンクからの個別案内ページをご確認ください。
*企画『ゆるっとSF』MAP登録作品


蒸気人間事件  オススメ!
蒸気人間事件表紙
1,000円/A6(文庫)判/320ページ

雨上がりの帝都に出現する奇怪な存在《蒸気人間》。
不可思議な《蒸気人間》になぜか惹かれる鴻池瞭はその謎を追う。
「幻影の双貌篇」第二弾※内容は続きものではありません)。
*企画『ゆるっとSF』MAP登録作品

創作文芸見本誌会場での閲覧はこちら
→シリーズ「幻影の双貌篇」についての案内記事はこちら

手向けの花は路地裏に
手向け表紙

1,000円/A6(文庫)判/384ページ


愚連隊に属する少年「早駆け」が恐怖を振り払うまでの物語。
恥は誇りで償おう。誇りは勇気ではなく勇壮なる死で支払われよう。
「幻影の双貌篇」第一弾※続きものではありません)。

創作文芸見本誌会場での閲覧はこちら
→シリーズ「幻影の双貌篇」についての案内記事はこちら
※本作の関連作『路地裏の花は人知れず』『また咲く日を恋う』を「小説家になろう」様に掲載しています。
蒸奇都市倶楽部(小説家になろう)

身を尽くしてもなお沈み
身を尽くし表紙

400円/A6(文庫)判/82ページ

帝都の女学生二人の友情がもつれ合う怪奇物語。スチームパンク成分は薄めです。
彼女はただ自分と親友の世界を守りたかっただけ。なのに獣が牙を剥く。

創作文芸見本誌会場での閲覧はこちら

蒸奇画報
蒸奇画報 表紙

300円/A5判/24ページ

キャラクターや時計塔などビジュアルを中心に作品世界を紹介する冊子です。小説は掌編「幻煙に彳む」を収録。
蒸奇画報は蒸奇都市倶楽部の世界設定の入門編に近い扱いとなります。





参加企画一覧

テキレボでは有志がイベント内で企画(以下、テキレボ内企画)を立ち上げ実行しています。
イベントの内容は各サークル様の頒布物を紹介するものが主となっています。
蒸奇都市倶楽部が参加する3つの企画をご紹介します。

◆蒸奇都市倶楽部が参加するテキレボ内企画
※「『対象頒布物』←→参加企画」の並びです

暗翳の火床』『蒸気人間事件』←→テキレボ鈍器フェスティバル
「厚い」が熱い。分厚い本(表紙込み300ページまたは背幅2cm超)が参加できる企画。
新刊『暗翳の火床』は(表紙込み)536ページかつ背幅2.6cmと基準を超えていますので参加です。



暗翳の火床』←→作品紹介アシスタント
イベント前の作品紹介や宣伝のお手伝いを行う企画です。
また、当日に企画参加作品の紹介MAPが配布されます。
当倶楽部は新刊『暗翳の火床』の宣伝をお手伝いしていただいてます。



『短編集「科学文明の海」』『蒸気人間事件』←→ゆるっとSF
前回に引き続き参加。企画名の通り、ゆるっとSF風味な作品を楽しめるようにとのMAP企画です。
「スチームパンク」は紛れもないSFの一分野ですので参加しています。
新刊はファンタジー風味ですのでエントリーしていません。




『Text-Revolutions』への直参は今回で5度目。
テキレボへの出展は年半ぶり、秋テキレボ出展は2年ぶりとなります(2017年は7月のみの開催でした)。
春テキレボの『短編集「科学文明の海」』から続けて2連続での新刊となります。またテキレボでは5回参加のうち4冊を新刊(初お披露目)として送り出しています。
こうして半年以内に新刊を出せるのは2014年以来のことです。そのころには各出展ごとに新刊と、いま考えるとなかなか無茶なことをやっていました。文庫判に限れば『蒸気人間事件』以来2年ぶりの新刊となり、一時期よりは部員も環境に慣れて復調してきたといえるのではないでしょうか。また空きすぎないようにしないといけません。

さて今回の新刊『暗翳の火床』は正確には「文庫化」といった方がよい作品です。
本冊子の元となる作品は冊子紹介記事の『初出』でも示しています通り、蒸奇都市倶楽部の記念すべき一冊目『蒸奇都市倶楽部報 第一号「幻影機関」』(2013年、在庫なし絶版)に『暗翳の火床‐地下炉‐(前編)』と、二冊目『蒸奇都市倶楽部報 第二号「鐡と金剛」』(同年、在庫なし絶版)に『暗翳の火床‐灰かぶりの雨‐(後編)』『楓待つ山吹(暗翳の火床 補遺)』からとなっています。もっとも長らく在庫の途絶えていた作品ですし、 大きな加筆修正が行われていますので、当倶楽部では新刊として扱ってまいります。
掲載当時より異様に長い作品(A5判で前編が約180p、後編が290p)でありましたが、文庫化にあたって加筆修正と気持ちばかりのページ数削減により530ページほどの冊子となりました。A5判冊子とは一概に比較できませんが、それでも当倶楽部が発行した冊子としては最大の分厚さ、ページ数となります。頒価も1500円と割高になりましたが、印刷費用との兼ね合いからです。この点はご了承ください。
また一度絶版となった作品のため、その救済策としてWeb公開も行います。これらの詳細は『暗翳の火床』紹介ページをご覧ください
新刊『暗翳の火床』は当倶楽部のテキレボ担当でもありますシワ氏が相当に力を入れた作品ですので、ぜひお手に取ってみてください。


『第9回テキレボ』でも蒸奇都市倶楽部をよろしくお願いいたします。

以下で初めて蒸奇都市倶楽部を知った方へのサークル説明を行いますので、初耳の方は併せてご覧ください。


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