FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第六回文学フリマ大阪(レポート)

『第六回文学フリマ大阪』のレポートです。


◆総括
じっくり忙しい。
今回の「文フリ大阪」はこう総括してもよい過ごし方ができた。
お世話になっている方々といつも以上にじっくり、さらには初めての方ともしっかりお話しができ、かつ様々な方のところをせせこましく回っていたからそうした印象となった次第である。
ここ数回の文学フリマの中では、交流したという感が最も濃いものであった。

最初に総括を述べたところで、順を追ってメモから当日のことを徒然書き起こしていく。

◆天候と会場
強い雨が断続的に降る天候であった。
早朝に発った時点では晴れ間からやや強い陽光が差すほどで、これから天候は回復するのではないかと思われるほどあったが、後にして思うと一番いい時間帯に出立したようである。

文フリ大阪は今回からハコがOMMビルとなっている。『関西コミティア』で大体おなじみの場所だ。出展増加に伴うもので、親しんだ中百舌鳥とはお別れとなるものの、基本的には寿ぐべき変更といえよう。

◆会場入りと設営
会場入りは10時20分ごろ。10時からサークル入場なのでやや遅れての入りとなった。
また今回も会場設営には参加できていない。こればかりは所用の関係で致し方ないが、そのうちまた設営から参加したいものである。

設営は布を敷き、その上に本を倒しておくだけの簡素なものとした。搬入費用を浮かすため道具を減らしたためだ。20分もあれば設営は完了する。と見込んでいたが、想定より時間がかかって開場ぎりぎりとなった。
写真は例によってない。持って行っていたのを完全に忘れていた。

◆客足
文フリ大阪と言えば開場直後にラッシュ第一波がある印象が強いのだが、開場直後はゆったりとしたものであった。会場が変わったからか、激しい雨が降っていたからか。
会場そのものは駅から地下で直結しているので、濡れずに行けるのと(その情報が周知されていたかは別であるが)、これまでは雨が降っていても人が来ていたので、おそらくは会場が変わって最初の開催だからだろう、と現在のところの推論を置いておく。
もっとも出足が鈍かったぐらいで、昼ごろからは場内に徐々に人が増えていくのはいつも通りであった。

◆頒布結果とその印象
宣伝をほとんどしていなかった(出展報告と出展案内の記事。二週間前、一週間前、前日、当日のツイートぐらいの)割には、今回も安定的に捌けた。一年以上新刊がない状況でこれは非常にありがたい限りである。
ただ品揃え不変では先細り必至なので、もう少し何とかしていかないと不味いと考えている。といっても弥縫策では状況は大きく変わらないだろう。新刊を出す正道に勝るものはない。ので新刊出しましょうね。

過去に何度も書いたと記憶しているが、冊子を求める方はささっと取ってお求めくださる。いわばある程度の決め打ちをされていらっしゃる方が多い印象を今回も受けた。

決め打ちが多いのは蒸奇の傾向なのか、全体的なものなのかわからない(懇親会の時に聞けばよかった)。が、仮に蒸奇の傾向だとすれば、スチームパンクという方向性を打ち出しているがゆえのものなのかもしれない。一定数そのような、ジャンル部分でお手に取る方がいるのだと思われる。
蒸奇都市倶楽部というサークルで活動して足かけ5年になるが、潜在的に需要はあるのだという実感を抱きつつある今日この頃である。頒布数という物差しだけで言えば、もう少し何か上手いこと宣伝等や注目度が噛み合えば、その数をぐんと伸ばせるのではないだろうか。そんな妄想を抱いている。こんな妄想を抱く時はだいたい疲れているときだが。

捌けた冊子は『蒸気人間事件』『手向けの花は路地裏に』の二種。いずれも1000円なので受け取りも計算もしやすい。蒸奇史上初めてお釣りを一度も出さなかった出展となった。
『身をつくしてもなお沈み』にはもっと健闘してほしいところ。表紙の発色具合の関係でほとんど黒に見えるから、そのあたりも手に取ってもらいにくさに拍車をかけているのかもしれない。

頒布物の内容について聞かれると、好きなものについて早口で語るオタクになってしまう。もう少し落ち着いて話そう。スチームパンク「風」の部分についてはつい力説してしまう。僕個人の偏屈なスタンスからすると、作品への思い入れが漏れているようで気恥ずかしい。

◆会場限定予約券の試行
今回から新しい試みを二つ導入した。
一つはブースを開ける時「○○時ごろに戻る」という復帰時間の案内。
P1110708.jpg
そしてもう一つが会場限定での予約券だ。
これは売り子不在時にブースを来訪された方向けで、上記画像の券を持って行ってくだされば、その分の冊子を閉会時間ごろまで確保しておきますよというサービスだ。復帰時間の案内と合わせれば効力を発揮すると考えて(独断で)導入した。
今回こちらの予約券を、二人の方がご利用になられた。
案内以上の詳しい説明もない中、ありがとうございます。
売り子が一人の時には、可能な限りこの方法を続けてみようと思う。

◆気になった点
最後に気になった点を二つ挙げる。これはアンケートで同様の内容を記した。

・通路の狭さ
B列とそこに向かい合うC列で通路の狭さを指摘する意見を見かけたが、僕もそこには同意しおく。
大きい荷物(カートや大きなバッグ)を持つ人がいればそれで半分ぐらい埋まってしまうぐらいの広さであった。特に当日は雨で、傘を持っている人もいたので、不意の接触で本が濡れる……、という本を売るイベントの性質上の問題も起こりえる。

・見本誌コーナー
長机一つはさすがに狭すぎである。本を置く時にほとんど余裕がなく、かつかつであった。本を重ねて置いてあるブースも見かけた。自分の本をブース以外で手に取ってもらえる貴重な場なので、本を重ねて置くのは苦肉の策であったろう。また、机の途中でブースの記号が変わる(同じ一列の中でBとDがシームレスになっている)のも非常にややこしい。あれでは番号や記号を目当てにしている人には探しにくい。
机の幅を広くするか、それが難しいならば、いつかの東京のように壁沿いに机を置くか。叶うならば前者の形で改善をお願いしたい。

◆最後に
今年から各部員が忙殺される環境となってしまい、活動が疎なものとなってしまっている。
そうした中でも冊子を求めてくださる方、応援の声を届けてくださる方がいらっしゃって、
感謝の念で胸がいっぱいになります。

忙しくとも蒸奇都市倶楽部の活動は続けてまいりますので、気長にお待ちください。
(自戒も込めて、「気長に」と書いておきます。)

文責:シワ
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

ブログ内検索
管理団体

蒸奇都市倶楽部

Author:蒸奇都市倶楽部
Twitterアカウント(アカウント方針)
スチームパンク風な(同一世界設定の)小説作品を発表する団体です。
メールはこちらからどうぞ。

直近の記事
記事分類
噴出蒸気
年月別記事
バナー
バナー
管理室
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。