暗翳の火床
〈蒸奇都市〉帝都 ~幻影の双貌篇~
暗翳の火床
(アンエイのかしょう)
シリーズ「幻影の双貌(そうぼう)篇」第三弾です。
文庫判532ページと当倶楽部過去最大級の分厚さでお送りします。
→「幻影の双貌篇」についてはこちらの記事をご覧ください。
本作品はWeb上で無償公開しています。
→『暗翳の火床』Web版の更新日など
書影

あらすじ
蒸気機関全盛のこの時代、最もその恩恵に浴した国があった――都市国家、帝都。
〈蒸気都市〉とも呼ばれこの国は多大なる発展と発達を遂げていた。
いまその帝都に一人の女が降り立った。
大陸の東、蒸気機関のまだ普及せぬ地よりこの帝都へ赴任を果たした彼女の名は南海楓。
初めての帝都では見るもの、聞くもの、経験するもの、なにもかもが新鮮で、
地方から出てきた楓は、その煤煙のすさまじさに目まいを覚えるほどであった。
だが、そうした華やかな都会には犯罪もつきもの。
赴任先へ向かう路地裏にて、楓は遭遇してしまう。
仮面を着けた詰襟姿の一団――犯罪組織〈黄金の幻影の結社〉の構成員たちに。
自分はなにか変なことに巻き込まれたのでは。
いやな予感を覚えながらも話しかける楓に、連中がいきなり襲いかかってきた……。
またその出来事を影からうかがう特高――特別高度警察隊の目があった。
*
いまその帝都では密やかに人さらいが起きていた。
東部市の人目のつかぬ通りにて、身元不明の浮浪者が連れ去られているのだという。
だが現場は路地裏、被害者は浮浪者とあって、警察はろくに動きもせぬ。
しかしその陰には〈黄金の幻影の結社〉の構成員の姿がちらほらと見えるという。
となれば看過していられないのが帝都探偵協会の坂下探偵であった。
路地裏で〈結社〉構成員を撃退した彼らは、先ほどまで襲われていた女性の安否を気遣い接触を図る。
*
坂下探偵は楓が路地裏で見た存在について証言を求める。
すると楓はあれは『地縛霊』ではなかったか、などと言いだして……。
探偵と巫女が出会う時、炎に封ぜられたものが天を求める。
通販
BOOTH
※1600円(別途送料ご負担)
pictSPACE
※1700円(手数料送料込み)
諸情報
頒価:1500円
頁数:532ページ
版型:文庫判(A6)
発行日:2019/10/12
著者:蒸奇都市倶楽部(シワ)
原案・監修:蒸奇都市倶楽部
デザイン・挿絵:へっぽこタルト
在庫
多数
初出
『暗翳の火床』は過去の発行物『蒸奇都市倶楽部報 第一号「幻影機関」』(2013年、在庫なし絶版)掲載の『暗翳の火床‐地下炉‐(前編)』ならびに、『蒸奇都市倶楽部報 第二号「鐡と金剛」』(同年、在庫なし絶版)掲載の『暗翳の火床‐灰かぶりの雨‐(後編)』『楓待つ山吹(暗翳の火床 補遺)』を、大幅に加筆修正したうえで文庫化したものです。
サンプル
試し読みとして作品序盤のダイジェスト版を PDF ファイルで Google ドライブにて公開しています。
下記よりダウンロード等でご覧ください。ダイジェスト版はA5判31ページ、ファイルサイズ約3MBとなります。
→『暗翳の火床』試し読みダイジェスト(PDF/単ページ):約3MB
「暗翳の火床」試読本
また上記ダイジェスト版に加え、登場人物紹介や作品世界の設定概要、シリーズ案内、
サークル案内などをまとめた『暗翳の火床』お試し本(A5判40ページ)も同様に公開しています。
当倶楽部の作品が初めての方はこちらの冊子をダウンロードしてご覧ください。
(※『試読本』は各出展先で無料配布している冊子データをアップロードしたものです。
冊子が欲しい方はイベントでお求めください。また品切れの際はご容赦ください。)
→『暗翳の火床』お試し本(PDF/見開き):約4MB
→『暗翳の火床』お試し本(PDF/単ページ):約10MB
本文の見本
※サンプルは実寸ではありません。
実寸はA6判、本文は18文字40行の文字サイズ12級となっています。
*試読本抜粋



訂正とお詫び
冊子版に入稿時点での誤脱がありました。訂正してお詫び申し上げます。
校正の見落としです、申し訳ございません。
(*『小説家になろう』『カクヨム』掲載のWeb版では訂正済です。)

110ページ5行目
〈誤〉話を聞ききながら、楓はその誠実さを感じ取っていた。
〈正〉話を聞きながら、楓はその誠実さを感じ取っていた。
164ページ18行目
〈誤〉深く一礼して探偵が探偵を出ていく。
〈正〉深く一礼して探偵が出ていく。
166ページ8行目
〈誤〉その空気に馴染みんでしまっていた。
〈正〉その空気に馴染んでしまっていた。
194ページ4行目
〈誤〉一般市民に被害が出たるような場合に限られている。
〈正〉一般市民に被害が出るような場合に限られている。
253ページ10行目
〈誤〉たぶん坂上の兄貴や俺が楓姉ちゃんに絡んだからだ、と。
〈正〉たぶん兄貴や俺が楓姉ちゃんに絡んだからだ、と。
冊子版通販
BOOTHにて通販を行っております。
→『暗翳の火床』通販
Web掲載版
『暗翳の火床』は2019年度内を目途に
無料で読めるWeb版での公開を予定しております。
→2020年3月20日より公開開始!
掲載先
『小説家になろう』様
『カクヨム』様
※各リンクから該当サイトの小説ページへ飛べます
※いずれのサイトも掲載内容に違いはありません(冊子版と同じ内容です)
Web掲載にあたっての告知は以下の記事をご覧ください。
→『暗翳の火床』Web小説掲載
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Web公開や掲載についての最新情報をお知らせできます。ぜひこの機会にフォローをお願いします。
→蒸奇都市倶楽部ツイッター
→『小説家になろう』さま:蒸奇都市倶楽部
→『カクヨム』さま:蒸奇都市倶楽部
(2020年3月20日:Web版公開に伴い記事内容を一部差し替え)
暗翳の火床
(アンエイのかしょう)
シリーズ「幻影の双貌(そうぼう)篇」第三弾です。
文庫判532ページと当倶楽部過去最大級の分厚さでお送りします。
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書影

あらすじ
蒸気機関全盛のこの時代、最もその恩恵に浴した国があった――都市国家、帝都。
〈蒸気都市〉とも呼ばれこの国は多大なる発展と発達を遂げていた。
いまその帝都に一人の女が降り立った。
大陸の東、蒸気機関のまだ普及せぬ地よりこの帝都へ赴任を果たした彼女の名は南海楓。
初めての帝都では見るもの、聞くもの、経験するもの、なにもかもが新鮮で、
地方から出てきた楓は、その煤煙のすさまじさに目まいを覚えるほどであった。
だが、そうした華やかな都会には犯罪もつきもの。
赴任先へ向かう路地裏にて、楓は遭遇してしまう。
仮面を着けた詰襟姿の一団――犯罪組織〈黄金の幻影の結社〉の構成員たちに。
自分はなにか変なことに巻き込まれたのでは。
いやな予感を覚えながらも話しかける楓に、連中がいきなり襲いかかってきた……。
またその出来事を影からうかがう特高――特別高度警察隊の目があった。
*
いまその帝都では密やかに人さらいが起きていた。
東部市の人目のつかぬ通りにて、身元不明の浮浪者が連れ去られているのだという。
だが現場は路地裏、被害者は浮浪者とあって、警察はろくに動きもせぬ。
しかしその陰には〈黄金の幻影の結社〉の構成員の姿がちらほらと見えるという。
となれば看過していられないのが帝都探偵協会の坂下探偵であった。
路地裏で〈結社〉構成員を撃退した彼らは、先ほどまで襲われていた女性の安否を気遣い接触を図る。
*
坂下探偵は楓が路地裏で見た存在について証言を求める。
すると楓はあれは『地縛霊』ではなかったか、などと言いだして……。
探偵と巫女が出会う時、炎に封ぜられたものが天を求める。
通販
BOOTH
※1600円(別途送料ご負担)
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※1700円(手数料送料込み)
諸情報
頒価:1500円
頁数:532ページ
版型:文庫判(A6)
発行日:2019/10/12
著者:蒸奇都市倶楽部(シワ)
原案・監修:蒸奇都市倶楽部
デザイン・挿絵:へっぽこタルト
在庫
多数
初出
『暗翳の火床』は過去の発行物『蒸奇都市倶楽部報 第一号「幻影機関」』(2013年、在庫なし絶版)掲載の『暗翳の火床‐地下炉‐(前編)』ならびに、『蒸奇都市倶楽部報 第二号「鐡と金剛」』(同年、在庫なし絶版)掲載の『暗翳の火床‐灰かぶりの雨‐(後編)』『楓待つ山吹(暗翳の火床 補遺)』を、大幅に加筆修正したうえで文庫化したものです。
サンプル
試し読みとして作品序盤のダイジェスト版を PDF ファイルで Google ドライブにて公開しています。
下記よりダウンロード等でご覧ください。ダイジェスト版はA5判31ページ、ファイルサイズ約3MBとなります。
→『暗翳の火床』試し読みダイジェスト(PDF/単ページ):約3MB
「暗翳の火床」試読本
また上記ダイジェスト版に加え、登場人物紹介や作品世界の設定概要、シリーズ案内、
サークル案内などをまとめた『暗翳の火床』お試し本(A5判40ページ)も同様に公開しています。
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(※『試読本』は各出展先で無料配布している冊子データをアップロードしたものです。
冊子が欲しい方はイベントでお求めください。また品切れの際はご容赦ください。)
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→『暗翳の火床』お試し本(PDF/単ページ):約10MB
本文の見本
※サンプルは実寸ではありません。
実寸はA6判、本文は18文字40行の文字サイズ12級となっています。
*試読本抜粋




訂正とお詫び
冊子版に入稿時点での誤脱がありました。訂正してお詫び申し上げます。
校正の見落としです、申し訳ございません。
(*『小説家になろう』『カクヨム』掲載のWeb版では訂正済です。)

110ページ5行目
〈誤〉話を聞ききながら、楓はその誠実さを感じ取っていた。
〈正〉話を聞きながら、楓はその誠実さを感じ取っていた。
164ページ18行目
〈誤〉深く一礼して探偵が探偵を出ていく。
〈正〉深く一礼して探偵が出ていく。
166ページ8行目
〈誤〉その空気に馴染みんでしまっていた。
〈正〉その空気に馴染んでしまっていた。
194ページ4行目
〈誤〉一般市民に被害が出たるような場合に限られている。
〈正〉一般市民に被害が出るような場合に限られている。
253ページ10行目
〈誤〉たぶん坂上の兄貴や俺が楓姉ちゃんに絡んだからだ、と。
〈正〉たぶん兄貴や俺が楓姉ちゃんに絡んだからだ、と。
冊子版通販
BOOTHにて通販を行っております。
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Web掲載版
無料で読めるWeb版での公開を予定しております。
→2020年3月20日より公開開始!
掲載先
『小説家になろう』様
『カクヨム』様
※各リンクから該当サイトの小説ページへ飛べます
※いずれのサイトも掲載内容に違いはありません(冊子版と同じ内容です)
Web掲載にあたっての告知は以下の記事をご覧ください。
→『暗翳の火床』Web小説掲載
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(2020年3月20日:Web版公開に伴い記事内容を一部差し替え)